徒然備忘録

30歳な私の子育て記録と日々のつぶやき

痛苦いクリスマスの思い出

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(私から夫への今年のクリスマスプレゼントはサイフォン式コーヒーメーカーと、コーヒーミルでした。コーヒーの出来上がる過程も面白くて、なかなか喜んでくれました。夫からは着る毛布とピアスのプレゼント。お互い5000円程度!という縛りの中で選びあった結果です。年々、プレゼントの色気がなくなっていく…付き合って11年、結婚して4年。もうネタが無い…)

 

 

メリークリスマス。

今朝も元気に6時起きの娘に起こされた私です。

今朝の娘は起きて、隣に寝ていた猫を抱きしめたのでしょう。予想ですが、娘が抱きしめる力を入れすぎて、猫が娘から逃走。その逃げた猫が私の顔を通過、猫に逃げられて娘が泣くという目覚めでした。

ミルクを飲んで再び夢の世界に旅立った娘、遠くに聞こえる消防車のサイレンにぐずり気味ですが、このまま寝てくれることを願って隣でぽちぽち。

 

クリスマスの朝に火災か…心配とともに、消防隊の方々、本当にお疲れ様です。

 

 

 

 

さて、娘にとって人生2度目のクリスマス。

といっても、昨年はまだ2ヶ月弱のほわほわベビーな娘。大人用のケーキと一緒に写真を撮って、なんとなく記録に残しただけでした。

今年もまだまだ1歳ちょっとなので、パーティをするわけでもなく、クリスマス衣装を着せてクリスマス気分を(親が)味わうだけのクリスマスです。

 

何かクリスマスっぽい離乳食にしようかな?とも思いはしたものの、最近食べムラが出始めたので、大人しくいつものご飯に。

お味噌汁×きなこおにぎりの組み合わせなら、特殊な具材を入れない限りは食べてくれる娘なので、ありがたい。

 

 

 

日本でよくあるクリスマスの作法としては、この25日の朝に枕元にプレゼントが置かれるものなんでしょうか?

当時の家庭の信条から来る理由で、クリスマスをやってこなかった子供時代。いまいちクリスマスの流れやサンタさんへの理解が及んでいない私です。

 

 

 

子供時代の私にとってのクリスマスは、世の中がキラキラして何だか心がウキウキするけれど、それを隠す日。

コカ・コーラやケンタッキーのCMで見たごちそうがたくさん並んだテーブルに、大きくてキラキラ光るツリー、大きくて白いお髭を蓄えた優しそうな白人おじさん、日曜朝のCMでは大きなプレゼントの箱を抱えた子供たちが出てきて、すごくうらやましかったのを覚えています。

 

某教会ではないですが2世と呼ばれる立場だった私は子供ながらに?子供だからこそ?そこそこ信仰心があったので、「クリスマスをしたいなんて言ったら神様が悲しんじゃう」という思いで憧れる気持ちなんかもっちゃいけない!と思った記憶があります。

 

キリスト教系の宗派なものの、聖書の記述的にイエスの生まれた日=クリスマスではないという立場をとっていることに加え、生まれた日ではなくて人類の原罪を背負って亡くなって復活した日を大切な日とする考え、そしてクリスマスは異教のお祭りだからお祝いはしないという考えの宗教でした、よく話題になる輸血禁止のアレです。※もう離れてます)

 

 

私の記憶に色濃く残っているのは小学校時代。

寒くなってくると学校で習うクリスマスソングを歌わず、冷めた顔を意識してしていたこと。

サンタさんに何をお願いするかという話題に「私サンタさん信じてないから」と答えたこと。

小学校高学年の国語の時間で「サンタさんはいるかいないか」というディベートをした時に、いない側に立って、サンタさんを信じる同級生に「サンタさんは各家庭のお父さんお母さんが変装してるんだよ」と夢を壊す発言をしたこと。

 

そのくせ、転校するクラスメイトが転校の記念品+クリスマスプレゼントという名目でくれた折り紙でおったえんぴつの中に入った可愛いキャラ物のえんぴつがすごく嬉しくて、長い間使えなかったこと…

 

思い返せばキリのない、痛くて苦い思い出です。

 

 

 

だからなのか、クリスマスには並々ならぬ憧れがあります。

今は賃貸の小さめアパートのため、玄関の飾り棚にちっちゃいオーナメントを飾るのみですが、いつか背丈くらいの大きいツリーを飾りたいし、ハリーポッターみたいにその足元にプレゼントの箱をたくさん置いてみたい!

クリスマスマーケットで毎年ひとつずつツリーのオーナメントを集めるとか、スノードームを買うとか、いいですよね…憧れます。

 

高校生の時にFrancfrancで15センチくらいのキラキラしたガラス製のツリーを買って、自分の部屋に飾った時の解放感?やったったぞ感?も記憶に新しいです。その当時すでに宗教とは距離を置いていた母親は、なんだか微妙な顔をしてましたね。

今ではふつーにクリスマスの話題を出す両親に何か言ってやりたい気持ちになることはあるのですが…

私の年代の親世代である50代後半~60代くらいの人たちの子供時代には、経済的なものや流行的なものでクリスマスをやるかやらないかは家庭によってかなり差があったんじゃないか?とも思うので、何も言わずスルーしている現状です。

 

 

今は保育園・幼稚園でクリスマス会をやるのも当たり前だし、サンタさんの存在について色々考えをめぐらせて想像することも想像力を育む上で良さそうだな〜と思うので、我が家は娘がもうちょっと大きくなったらそこそこやるつもりです。

夫とは、来年あたりには娘の枕元にプレゼントを置いてあげようか〜と今から気の早い相談をしたりなんかして。

 

今年はファーストシューズをそろそろ用意してあげたいなと思っているので、それをクリスマスプレゼントにする予定。

 

素敵な思い出を積み上げていける特別な日になればいいなと思います。

 

娘が起きたら、ファーストシューズを選びにお出かけにいく予定です。ということで、二度寝します。おやすみなさい。