徒然備忘録

30歳な私の子育て記録と日々のつぶやき

兎にも角にも平和で。

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(いつぞやかのレッドムーン。)

 

ここ何日かブログを書くどころか、なんだかSNSからも遠ざかってしまっていた。近頃の若者らしく、SNS依存の傾向がある私にしては珍しいと我ながら思う。

 

その理由はロシアのウクライナ侵攻。なんだか心がざわざわしている。

 

政治や国際世論については一般的なレベル以下の知識しかないため、私の心のざわざわを書くだけの記事です。政治について書くのはあまり好きではないんだけど、溢れそうなので吐き出し書き。

 

 

 

さて、ここ3日ほどニュースでは、綺麗に整えられた街の中に上がる噴煙、銃弾の後の残る土壁や吹き飛ばされたアパート、不安げに逃げる人々、街中を闊歩する武装した兵士たち、自家用車を踏み潰す戦車、地下鉄に避難し死にたくないと怯える少年、母親か祖母かに抱かれて泣く赤ちゃんなどが取り上げられる。

昼のワイドショーではロシアとウクライナ間におけるここまでの経緯や、ロシアに詳しい大学の先生の考察、現地在住ジャーナリストの中継、芸能人の感想。

かと思えば、チャンネルを変えればバラエティ番組がやっており、グルメを紹介したり、お笑い芸人がネタをやったりしている。

この落差に気持ちがついていかない。私だけなんだろうか?

 

ロシアがウクライナ国内にある2州をウクライナや他国際機関の承認なく独立国家として認めて、そこがウクライナから攻撃を受けているから守るために軍を動かした…として侵略行為をした。この大筋はわかっているし、これはこの2022年に何をしているのかと驚く行動だ。そんなことがまかり通るなら、なんでもありじゃないか。

 

だけど、さらに他国の軍がそこに介入して戦争が大きくなれば、縁起でもないが第三次世界大戦の幕開けになることは想像に難くない。しかも、ロシアは核を保有していることをあえて会見で示すくらいだから、核戦争もあり得ない話ではない。

第三次を避けるためにも、今できることは国際的に連携した経済制裁だけ。

 

ここまではわかってる。

だけど、だけどである。

ニュースで見た逃げ惑う人々は、泣く赤ちゃんを抱いて地下鉄で一生懸命あやしているお母さんは、死にたくないとこぼす少年は、今すぐ、今すぐに誰かに助けてもらいたいんだろうな

恋人や家族が徴兵されたウクライナの人は、祖国が理不尽と戦うためとはいえ、傷ひとつもつかず無事に帰ってくるよう祈っているんだろうな。

雪がまだ残る寒い季節、避難した場所で暖がとれているだろうか。ご飯や水はあるんだろうか。

明日の学校を楽しみにしていた子どもたちもいるだろうし、今日が誕生日の人だっている、結婚記念日の人だって、デートの約束をしてた人もきっと。

 

日本とは違い、街中に軍事施設があって、戦争はまだ身近な環境にあると思う。もしかしたら、日本では報道されない何かこうなったわかりやすい理由があるのかもしれない。

でも、難しいことは置いておいて今思うのは、どこかの国の意見を通すために暴力を使うことが許されてはいけないだろうということ。そして、今同じ時間に生きている人たちが怖い思いをしているのを想像してしまって、苦しくてたまらない。

 

そんなこと言ったら、世界各地で紛争や事件は起こっているし、いろんな要因で亡くなる方もたくさんいる。他の問題はどうなんだ、対岸の火事だから言えることだって思う。

だけど、一度、ウクライナの人々の気持ちを想像してしまってから、苦しさが消えない。

 

自分が何もできないのは分かっている。私が単身ウクライナに行くことも、ロシアに行くこともできないし、行けたとして何もできない。

ただ早く終わることを祈るだけ。

なるべく誰も傷付かず終わりますように。