徒然備忘録

30歳な私の子育て記録と日々のつぶやき

スーパー猫の日

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2022年2月22日。

ニュースによると、スーパー猫の日らしい。200年後の2222年2月22日はミラクル?ハイパー?と夫とひと盛り上がりしました。そんな我が家は猫の日を結婚記念日にするほど猫が大好き(結婚記念日3年目!)

現在、我が家のメンバーは人間3人に猫3匹。

生まれた時から家には猫がいて、猫と一緒に暮らさなかったのは一人暮らしをしていた2年間のみ。その2年間も猫に会うためだけに頻繁に実家に帰っていたから実質、私の人生は猫と共にある。

 

そんな我が家の猫たちも、3ヶ月前にやってきた人間の赤子に少しは慣れてきた様子。

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YouTubeの赤ちゃんと猫の動画を見てて、こんななったらいいな〜と思っていたけれど、そんなに適応能力の高い猫ばかりではない!

3ヶ月でようやくそばに来るようになり、ギャン泣きしたら心配そうにちょっと遠くから眺めている。お出かけから帰宅したら赤子の頭の匂いをそっと嗅いですすっと離れていく。

 

娘の方は、追視ができるようになってから、顔のそばを猫が通ると目で追うように。ハイハイするくらいになったら、また違う関係になっていくのかな?と少し楽しみ。

 

さて、せっかくブログとして書くんだからーと猫について気になっていたことを調べてみた。備忘録。

 

 

「ねこ」というのはなぜ?

由来としてよく言われているの「寝子」=よく寝る子という説。たしかによく寝ている。うちの猫は人間と同じ時間で基本的に動いてくれていて、私たちが寝室に行けば寝室へ。私たちが起きる頃には鳴いてご飯の催促。親バカながら頭がいい。

他にも説は歴史上いくつかあるらしく、

・ねこま(平安時代の書物に登場。鼠を獲る習性からか「鼠神」などの字が当てられていた。)

・ねうねう(鳴き声から)

・鼠を好む→ねこ(江戸時代)

などが挙げられていた。

私が1番好きなのはやっぱり「寝る子」かな。猫と一緒に寝るとなぜか癒されるのである。

 

 

「猫」と書くのはなぜ?

猫という漢字はけものへんに「苗」と書くが、これは猫の鳴き声を表しているのだとか。中国語で「びょう」や「しょう」と読む漢字ゆえに当てられたそうな。また、若い苗のしなやかな様子を猫のしなやかさと結びつけたとも言われている。センスいいな。脱帽。

 

 

「猫」が使われることわざ・慣用句

猫好きたるもの、会話にもそのエッセンスをしのばせたいもの。調べてみたらたーくさんあったので、いくつかを覚書。

 

ネコババ

悪事を働いてそれを隠すこと」の意。拾った財布をネコババする、とか言いますね。このババは「糞」という意味。(スマホで「ねこばば」と打ったら「猫糞」と変換予測が出て驚いた!)猫が自分の排泄物を砂の中に隠そうとする習性からきたんだとか。分かりやすい。

それでいうと、うちの猫は隠すのが下手くそだから、悪いことはできないな。そして、砂ではなくプラスチックのトイレの壁を一生懸命ひっかく。なぜだ。

 

②猫にまたたび

好きでたまらないもの」の意。うちの子たちなら「猫にちゅーる」でも可。

また、似たことわざで「猫に鰹節」というのがあるけれど、こちらは猫のそばに鰹節を置くとすぐ食べられてしまうことから、「油断できない危険な状況をつくるべきではない」という戒めの意味なんだそうな。たしかに…たしかに。

 

③虎を画きて猫に類す

故事成語。これは、勇猛な虎の絵を描こうとしたのに、猫や犬のような絵になってしまったという話から、「豪快で男気のある人物を目指して、かえって軽薄な人間になること」や「素質の無い者が、優れた人物の真似をして失敗すること」の例え。

いやー耳が痛い。いたたたた。自分をあまりにも大きく見せようとしたらかえって小さく見えてしまうことってあるもんなぁ。

 

④猫を追うより皿を引け

猫が魚の載った皿を狙っている時、猫を追い払っても、戻ってきてまた狙う。 猫を追い払うより、魚を別の場所に移動させる方が、簡単だし確実だということから、「問題が生じたときは、小手先のその場しのぎではなく、根本的な原因を取り除くべきである」という意味。

対処療法も大切だけど、根本を叩かないとだめじゃない!?ってことたくさんありますね。頑張ろう日本。

 

⑤curiosity killed the cat

日本語だと「好奇心は猫をも殺す」。この言葉自体は猫好きとしてあんまり口にしたくはない(大体みんなが弾ける「猫ふんじゃった」もあまり…)ただ、猫の性質はよくあらわしている。好奇心旺盛な猫。小さな羽虫に飛びかかって皿を割り、カーテンを伝ってエアコンの上によじのぼり、降りれなくなって情けない「にぃぁお〜」。好奇心によりトラブルなどに巻き込まれる、気になるからといって他人のことを詮索しすぎると痛い目に遭う、というこの言葉の意味を十二分に表している。

 

⑥put the cat among the pigeons

意味は「騒動を起こす、面倒を引き起こす」。pigeons「鳩」の群れの中に猫を放りこむ…想像に難くない。小学生の時、飼っていた猫が庭で小鳥を捕まえて居間にいた私のところまで持ってきて、慌てて母の働く病院に連れて行きました。小さな個人病院で、院長先生が胸の音を聞いて「死んでるね!」と診断を下してくれました(お仕事の邪魔してごめんなさい)

 

⑦wait for the cat to jump

形勢を静観する、日和見する」という意味。

獲物を見つけた猫が、おしりをふりふり獲物をみつめている様子が目に浮かびます。これはどっかで使えそう。

 

 

他にも猫を題材にした本の話とか、この機会に書きためておきたいことはたくさんあるけれど、長くなりすぎる。自分で後から読み返すときに苦労しそうなので、このへんで。

何にしても猫、さいこー。

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