徒然備忘録

30歳な私の子育て記録と日々のつぶやき

2月の受難 口唇裂の疑いあり

 

 

さて、2月。…2月!?

1月は行く月、2月は逃げる月…とはよく言ったもので、年明けから瞬く間に時間が過ぎて、なんなら2月ももう中盤。

中学生くらいのころは「こないだ年明けたと思ったのにもうクリスマスね〜」なんていうおじさまおばさまを見て、またまた大袈裟な、なんて思っていましたが、その気持ちも分かるようになりました。

3月は去る月というくらいですから、きっと来月あたりにも…3月!?とか言ってることでしょう

 

まぁ、この瞬く間に過ぎたひと月半の間に、もうほんとに、ほんとにいろいろありました。主によくないことが。

こんな悠長に前置きを書く余裕なんてさらさら起きないほどの人生の重大ニュースがあったのですが、いざ書こうと思うとためらってしまいます。

いや、書くんですけどね。

 

 

このひと月半をサザエさん次回予告風に振り返るなら、

 

さーて、来週のサザエさんは〜!

・夫、3年ぶり2回目の浮気!?

・妊娠30週、口唇裂疑い!

・また逆子!?帝王切開も視野に!

の3本だよ!お楽しみにね!

じゃーんけん!ぽん!うふふふふ

 

 

てなもんです。

私なんか神様に悪いことしましたかね?

 

 

 

 

 

まず、夫の浮気については、まぁ未遂といえば未遂です。出会い系アプリTinderです。

そして、結論を言えば今回も再構築になりました。今でも、怒りと悲しみがないまぜになった何かはおさまっていませんが…

 

夫曰く「会う気はなかった、会話だけのつもりだった、モテたかった」そうで、トーク内容を見れば会うまではいかなかったのも分かりました。

ですが、夫から具体的な日付を2回も提示して(しかも、仕事を休んで会う提案)いたこともあって、仮に夫の会う気はなかったとの弁を信じるにしても、このトーク相手とは会えたら会っていたのだろうなと思います。

 

しかも、Tinderをインストールしたのが娘がまだ3ヶ月のこと、会う寸前まで行っていたお相手とのトークが娘の1歳の誕生日付近だったこと、そのトーク内容…全てがもう無理案件

 

発覚後すぐは娘に触れさせず、謝りつつ弁解しようとする夫にこのまま離婚だ!と通達。翌日は仕事終わりの夫に着替えなどの荷物を持たせて家から追い出して、お義母さんに自分から現状を伝えて間に入ってもらわない限りは話は聞かないと伝え、週末には三者面談。

 

母子家庭の夫。このお義母さんはとても良い人で私も信頼がおける相手だったからできたことですが、夫相手に苦言を呈してくれましたし、私へも親として謝罪をしてくれて、お義母さんの顔を立ててという形を取ることでなんとか矛を収めました。

お義母さんと夫の父親とは金銭面の問題が大きくて、夫が小学生の時に離婚。

その時の体験談や、いつでも離婚はできるけど、これから子供が産まれる中でこんな息子でも手伝えることはあるかもしれないことを話してくださって、私も確かにと思える部分もあったのでなんとか振り上げた手を下ろすことができたように思います。

 

お義母さんに言われた中で1番ぐさっときたのは、私が前回の浮気と今回のことについて説明し終わった時に、「○○ちゃん、もう(夫)のこと嫌いでしょう」と言われたこと。

「嫌い」とは言えない自分に腹が立って、同時になんで前回の浮気から頑張って立ち直って、幸せな家族になれたと思っていたのに裏切ったのかと悲しさもこみあげて、言葉が出ませんでした。

 

そうなんですよね、好きとか愛してるとかはもうこれ以上、気持ちを裏切られたくないので言いたくも思いたくもありませんが、嫌い、ではなくて。

離婚するときは何も躊躇いなんてない、とネットで見たこともあって、今回は思いとどまることにしました。

実際に会ってはいなかったこと、マッチング自体はたくさんしていてもトーク自体は2人としかしていなかったこと、娘が生まれてから夫がよきパパではあったこと、家事を献身的にやってくれていたこと…

離婚を思いとどまる理由を色々見つけて、なんとか今やっているところです。

何より、娘とこれから生まれてくる息子のことを考えたらなかなか決断ができず…

でも仮面夫婦のもとで育つことは必ずしも良い環境とは言えないし…とこれは今でも悩んでいますが、少なくとも出産を控えた今動くことではないと気持ちを落ち着けています。

 

 

 

 

そんな最中、お腹の子の妊娠30週の検診で発覚したのが口唇裂の疑いです。

それまで3回ほど続けて助産師さんの検診だったのですが、その日は医師検診。いつもより詳しくエコーで診てるな、あれ?顔のあたりを何度も確認しているな…と不安に思うくらいの時間が経った頃、「○○さん、これね、顔のところね、口唇裂かもしれません」と。

 

何かあるんだ、とは思ったのですが、口唇裂、というか見た目に分かるような奇形(というのでしょうか)は予想していなくて、自分でも驚くくらい不安な声が出ました。

 

仕事で口唇裂の子に会ったこともありましたし、そのとき中学生だったその子は言われなければ気づかないほど綺麗に治っていました。お医者さんから口唇裂と言われた時に、その子のことや自分の知っている口唇裂の情報がぶわーっと頭を駆け巡りましたが、口から出るのは「口唇裂…」とつぶやく不安そうな声だけ。

 

お医者さんからはもう30週だからなるべく早く大きな病院で診てもらってきてほしいこと、それから話を進めていくことなどを話してもらい、なぜ感じているかも定かでないショックのまま診察室を出ました。

 

待合室で会計を待つ間に口唇裂について調べました。

口と鼻の間が形成される時期にうまく合わさらずに裂けたような状態で生まれてくること、それが日本人だと500人に1人くらいの割と高い確率で起こっていること、裂けているのが片側なのか両側なのか、歯茎部分も裂けているのか、口蓋も避けているのかなど程度があってエコーでは口の中は分からず産まれてみないと分からないこと、遺伝要因もあれば環境要因もあって原因は定かでないこと…

 

いろいろな情報をとりあえず詰め込んだあと、さっきお医者さんが言ってたことを思い出そうとした時、さらにショックを受けました。

 

そういえば、「今、逆子の状態ですね、頭こっちで背中こっちね、まだ今から回るけどこのままだったら帝王切開です」って言ってたな…

 

ええー!

 

上の娘の時はぎりぎりまで逆子で、もう来週には帝王切開だから最後の検診しときましょうねーというタイミングで逆子が治って自然分娩になりました。

 

が、またかい!!!!

 

とそこからはもう色んな気持ちが噴出してオーバーヒート状態で病院を出ました。

 

 

それが一昨日。

口唇裂になった原因は私の生活のせいじゃないか、大きなストレスをかけてしまったんじゃないか、無事に産んであげられるだろうか…といろいろな思いを飲み込むこともできないまま、時間が立ちました。

衝動に任せて泣くこともできないし、そもそもこの子はどうしたってその状態で生まれてくるのに泣いたり悲しんだりするのも悪い気がして、でも申し訳ない思いも正直あるし、生まれてからどう動くのか不安もあるし、産んですぐ顔を見た時に自分がどう思うのかも、怖い。

 

帝王切開に関しても怖い。お腹を切るってだけで怖い。背中に麻酔打つのも怖い。術後の痛いのも怖い。傷が残るのも怖い。怖いけど、怖いけど、めちゃめちゃ怖いけど、赤ちゃんを無事に産むためには仕方のないことなので、そうなったら頑張るしかない。

 

 

普通に何事もなく、上の娘の時と同じように生まれてくると思ってた。

ただ私が出産を頑張ればいい話だと思ってた。

次は男の子だから、娘とどう違うのかって楽しみ半分不安半分でいたのが、今は無事に生まれてくるのか、他の合併症はないのか、本当に傷跡が目立たないくらい綺麗に治るのか、サポートはどれくらい大変なのか、今お腹の中で痛い思いはしていないのか、産後一年で仕事復帰予定だったけど保育園に入れるのか、そもそも仕事復帰できるのか、上の娘に寂しい思いをさせてしまわないか、夫とうまくやっていくしかないけどやれるのか…色んな気持ちが渦巻いています。

 

でも、そうやって不安になること自体もなんだか、この子に申し訳なくて。

 

こんなことなら産むまで聞きたくなかった、とも思うし、でも聞いてなかったら産んだ時に顔を見てもっとパニックになりそうとも思って、なんだかぐちゃぐちゃです。

 

来週、市立病院で見てもらう時にはもう少し程度や、その後のケアについて知識が深まっていると思いますが、この落ち着かない気持ちはどうしたらいいものか。

 

 

ちなみに、夫も子供関係の仕事をしていることもあって、ある程度は口唇裂についての知識もあり、話はスムーズでした。

 

夫を100%頼れていた一月前の私だったら、夫と2人ならやれないことはない!と不安もありつつどーんと構えられていた仲間と思うのですが、今はこの人とやっていくしかないのかと思ってしまって、それもなんだか、なんだかなぁです。

 

夫の祖父の弟が口唇裂かもしれない(少しひきつれがある)と今回初めて聞いて、言い方は悪いですが夫側の親族から息子の扱いが悪くなることはなさそうだなと少し安心しました。

私の両親は母は医療関係者なので心配していませんが、父は古い人間で理解も知識も足りていないのでいざ対面した時にどう反応するか不安ですが…

 

 

ああとにかく今回の記事がこの長さになるくらい、パニックです。

やるしかない、なるようにしかならない、頑張ることしかできない。

そう思ってとりあえず突っ走ろうと思います。

愛想尽かさずに読んでくださればありがたいです。

では。